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自動車のオンライン販売 SEATはMagentoでレスポンシブデザインを活用、パフォーマンスが飛躍的に向上

SEATは、Magento 2の高度なコマースプラットフォームを活用して、その革新的な技術をアピールし、レスポンシブなwebデザインによって没入型の顧客体験を創出しています。
Sell Cars Online - Responsive Design
6 Weeks 実装に要した時間
10% 保守コスト削減
簡素化 デプロイメントと
カスタマイズ

若者を中心としたモバイルユーザーへの対応を進めるSEAT

Volkswagenの子会社であるSEATは、世界最大の 自動車 メーカーのひとつです。同社の目標は、ターゲット顧客であるファミリー層と若年層への訴求力を高めるために、「スポーティな走り」というコンセプトを再定義することです。同社の顧客はモバイルネイティブ世代であり、スマートフォンやタブレットを日常的に利用しています。しかし、玩具や文房具、ファッションアイテムなどの販売も手掛けるSEAT Germanyのwebサイトは、レスポンシブデザイン への最適化が遅れていました。また、保守コストが大きな負担になっていました。

Responsive Design, Sell Cars Online

当時のwebストアはHybrisを基盤としており、Magentoを実装した場合と比べて、ソフトウェアのアップデートやモジュールのアップグレードに多くのコストを要していました。さらに、モバイルデバイス向けに最適化されていなかったので、顧客エンゲージメントが伸び悩んでいました。そこでSEATは、Magento 2の高度なコマースプラットフォームを活用して、その革新的な技術をアピールし、「技術革新の成果を享受する」という企業理念を反映させた、モバイルフレンドリーな没入型のコマース体験を創出したいと考えました。同社は迷うことなく、Magento 2への移行を決定しました。

「当社は、ブランド価値とリーダーシップを維持するために、最新テクノロジーへの投資に力を入れています。Magento 2の導入は、当社の投資戦略の一環であり、魅力的な顧客体験を提供すると共に、eコマースプラットフォームの将来性を確保することを目的としています」

Swen Haupt氏
SEAT Germany、Magento 2プロジェクト担当責任者

すぐに利用できるレスポンシブデザインのテーマで、魅力あふれるモバイルフレンドリーなwebサイトを創出

SEAT GermanyはMagento 2の実装にあたり、Magentoのソリューションパートナーである netz98 GmbH とパートナーシップを締結しました。SEATはサプライヤー向けwebストアでMagentoをすでに導入しており、新しいテクノロジーをいち早く取り入れたいと考えていました。同社にとって、複数のwebストアをまたいで没入型体験を創出できるeコマースプラットフォームは、最新テクノロジーを駆使してレスポンシブデザインを提供するための基盤となりました。

Responsive Design, Sell Cars Online

Magento 2への移行の成果は、すぐに明らかになりました。Magentoの無料で使用できる レスポンシブテンプレート とUIライブラリにより、魅力あふれるモバイルフレンドリーなデジタル体験を容易かつ効率的に提供できるようになりました。これは、同社のeコマース変革において重要な役割を果たし、ブランド認知度の向上に大きく貢献しました。

さらに、Magento 2の導入によって合理化された決済機能を利用できるようになり、必要に応じて機能を追加することが可能になりました。Magento 2にはクロスセルとアップセルエンジンも搭載されており、商品カテゴリーや顧客の動的セグメンテーション にもとづいてルールを定義できます。こうした柔軟性の高さは、真にパーソナライズされたエクスペリエンスとオファーの創出を可能にします。

ページ読み込みを加速させ、滞在時間の増加と顧客体験の向上を実現

Magento 2への移行は、SEATに大きな成果をもたらしました。モバイルユーザーの操作回数やページ読み込み回数、平均滞在時間が大幅に増加しました。このように、SEATの新しいwebサイトが顧客から好評を得ていることは明らかでした。同社はさらに、webサイトのパフォーマンスやユーザビリティ、保守コストの削減について、期待以上の成果を実現しました。

Sell Cars Online, Responsive Design

Magento 2の刷新された構造と新しい自動テストフレームワークにより、SEAT Germanyはよりクリーンで高品質なコードを生成できるようになり、定期的なメンテナンスとアップグレードが容易になりました。さらに、従来のwebストアに比べて、定期的なアップデートとメンテナンスの頻度が約10%低下し、費用対効果の向上につながりました。強化されたAPIを活用することで、認定サプライヤーとの統合がさらに容易になりました。

現在、同社はすべての注文について ドロップシッピング を適用しており、ベンダーが受注処理をおこない、顧客に商品を直接発送しています。これは、保守コストや在庫管理コストを最小化するだけでなく、SEAT Germanyとベンダー間のやり取りを最小限に抑えることで、コマースプロセス全体の効率化につながりました。依存性の注入やサービス契約といった最新の開発慣行へシフトしたことで、同社の開発プロセスとカスタマイズプロセスは大幅に簡素化されました。実際、新しいwebサイトのコーディングに要した時間は、わずか6週間でした。